米長期金利上昇も高値圏で一進一退

[概況]

 
【NY外為ドル円概況】

7日のNY為替市場は、米新規失業保険申請件数が予想外に減少し、労働市場のひっ迫が米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め加速を正当化するとの見方にドル買いが再燃。さらに、セントルイス連銀のブラード総裁が急速な利上げを推進したため、長期金利上昇に伴い、一時124.00円まで上昇。その後、下押しする場面がありましたが、堅調な推移となりました。

【東京外為ドル円概況】

8日の東京外国為替市場でドル円は、昨日の底堅い地合いを引き継いで本日のオセアニア市場で買いが強まり、一時124.23円まで上昇。その後は、時間外の米10年債利回りが低下したことを受けて伸び悩んでいたところに、本邦輸出企業がドル売りを持ち込んだとの声も聞かれ、一時123.66円まで下落。売り一巡後も、上値は重く軟調な推移となっています。(カネツ商事提供)

[提供:AIゴールド証券株式会社]

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