続伸スタート、米株高を好感

【寄り付き概況】

 
14日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比82円15銭高の2万6925円64銭。
 
米株高を受けて東京株式市場でもマーケット心理が改善しているが、目先は戻り売り圧力も観測されている。前日の欧州株市場はECB理事会を目前に様子見ムードで主要国の株価指数が高安まちまちの動きだったが、米国株市場では主要株価3指数揃って反発した。
消費関連株の一角が買われたほか、米長期金利の上昇一服を受けハイテクセクターに買い戻しの動きが表面化しナスダック指数の上昇率は2%強に達した。ただ、東京株式市場では前日に日経平均が500円あまりの急伸をみせていたこともあり、きょうはその分上値が重い。
 
外国為替市場で円安が進んでいることは、自動車やハイテクなど輸出株には追い風材料となる一方、企業の輸入コスト上昇などネガティブな側面も意識されている。
 
東証株価指数(TOPIX)も続伸している。
 
個別では、郵船や東エレク、ソフトバンクグループ(SBG)が買われている。一方、トヨタやソニーGはさえない。

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