売り買い拮抗、上値の重い展開

 
東証グロース市場は マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は、上昇スタート後即座に失速してマイナス圏に転落した。前場中ごろに下げ渋った後は下げ幅を縮小する動きを見せたものの買いは続かず上値の重い展開に、再度プラス圏には浮上できなかった。
値上がり銘柄数235、値下がり銘柄数212と、売り買いが拮抗した。
東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比3.41ポイント(0.43%)安い782.24だった。13日の米株高を受けて高く始まったものの、次第に戻り待ちの売りに押される展開となった。
メルカリに加えて通期予想を据え置いたアイドマHDに売りが出た。一方、JTOWERやロボペイは上昇した。
 
市場では「米金利の上昇基調が続くなか、成長期待から買われてきた中小型株は大型株と比べて下落リスクが大きい。中小型株には上値を追って買いを入れられる状況ではない」との見方があった。主要銘柄で構成する日経平均株価は14日、前日比1.2%高だった。
 
 
個別では、トライステージ、シリコンスタジオ、エルテス、セカンドサイトアナリティカ、サークレイスがストップ高。ジィ・シィ企画、Waqooは一時ストップ高と値を飛ばした。ティーケーピー、フーバーブレイン、ウォンテッドリー、ワンダープラネット、ボードルアなど18銘柄は年初来高値を更新。ギックス、エフ・コード、TDSE、Kaizen Platform、うるるが買われた。
 
 一方、オキサイドがストップ安。アイドマ・ホールディングス、GRCS、スタジオアタオ、スローガン、HYUGA PRIMARY CAREが売られた。
 

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