東証スタンダード市場では、スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億2615万株。値上がり銘柄数782、値下がり銘柄数466と、値上がりが優勢だった。
米長期金利が低下すると安心感から買い戻しが強まった。値動きの軽い小型株に物色の矛先が向かった。ただ、新興市場は前日の上げ幅が日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)より大きかった分、利益確定も出やすかったようだ。
市場関係者は「欧米市場は15日休場で国内独自の材料も少ないので、週末前に早めに手じまいされた可能性がある」とみていた。
個別では川崎地質、ジャパンエンジンコーポレーション、ニューテックがストップ高。インターライフホールディングス、ヤマト、フルスピード、B-R サーティワンアイスクリーム、北海道コカ・コーラボトリングなど28銘柄は年初来高値を更新。エヌリンクス、名村造船所、新都ホールディングス、ナガホリ、ファーストロジックが買われた。
一方、日本電技、大成温調、テノックス、神田通信機、フジ日本精糖など37銘柄が年初来安値を更新。アドテック プラズマ テクノロジー、エム・エイチ・グループ、ティビィシィ・スキヤツト、パレモ・ホールディングス、ケイブが売られた。
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