一進一退の展開か

18日の日経平均株価は一進一退の展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万6800円-2万7200円を想定。
前週末は聖金曜日で米国の株式、債券、商品市場が休場だったため、手掛かり難から投資家の様子見気分は強いだろう。
前週末15日の日経平均株価は、朝安後に下げ渋る格好で取引を終了。前週末に底堅い動きとなっていたことから、手がかり材料には乏しいものの、しっかりした展開が見込まれる。25日移動平均線(前週末時点で2万7092円)が意識されるなか、消去法的に、値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かう場面もありそう。一方、連休明けを前にした、時間外取引での米株価指数先物の動きには、注意したい。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=126円台の半ば(前週末15日は126円45-48銭)、ユーロ・円が1ユーロ=136円台の半ば(同136円71-75銭)と小動き。大阪取引所のナイトセッションでは、15日清算値比40円安の2万7040円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■イナリサーチ <2176>
前期経常を48%上方修正・14期ぶり最高益更新へ。
 
■ゲンダイエージェンシー <2411>
今期経常は28%増益、8円増配へ。
 
■マルマエ <6264>
今期経常を28%上方修正・最高益予想を上乗せ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.56%にあたる20万株(金額で4億円)を上限に自社株買いを実施する。3月受注残高は前年同月比2.4倍の30.6億円。
 
■神戸天然物化学 <6568>
前期経常を55%上方修正。
 
■ピアズ <7066>
新たな事業としてメタバース内でのライブ&コマース事業に参入する。
 
■ハウス オブ ローゼ <7506>
前期経常を74%上方修正。
 
■タカノ <7885>
前期経常を92%上方修正、配当も2円増額。
 
■GFA <8783>
参加するNFTプラットフォーム「DIGI Tama」を運営する韓国TAMAGO Groupの公式アンバサダーにプロボクサーの井上尚弥選手が就任。子会社CLUB CAMELOTで就任記者会見を行う。
 
■住石ホールディングス <1514>
前期経常を53%上方修正、配当も2円増額。
 
■クシム <2345>
システムエンジニアリングサービスの稼働率は3月も100%を維持。また、東証が18日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
 
18(月)
3月首都圏マンション販売(13:00)
 
【海外】
中国1-3月期GDP(11:00)
中国3月工業生産(11:00)
中国3月小売売上高(11:00)
IMF・世界銀行春季総会(ワシントン、~4/24)
休場:欧州(イースター・マンデー)
《米決算発表》
バンク・オブ・アメリカ
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
 

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