東証グロース市場では、東証マザーズ指数、グロースCoreともに軟調。
東証マザーズ指数の前引けは前日比10.27ポイント(1.38%)安い734.12だった。一時12.28ポイント(1.65%)安の732.11と、取引時間中で約1カ月ぶりの安値を付けた。
米連邦準備理事会(FRB)高官が金融引き締め加速に前向きな姿勢を見せたことで、前日の米長期金利が上昇。国内の新興企業向け市場では成長期待の高い高PER(株価収益率)銘柄を中心に売りが優勢となった。
主力銘柄であるメルカリに売りが出た。連日で年初来安値を更新し、2020年4月以来の安値まで売られた。JTOWERやウェルスナビも下落した。一方、UUUMやセルソース、プレイドは買われた。
値上がり銘柄数191、値下がり銘柄数238と、値下がりが優勢だった。
個別では、ジィ・シィ企画がストップ高。ワンダープラネット、トレンダーズは年初来高値を更新。ハイアス・アンド・カンパニー、ペルセウスプロテオミクス、UUUM、ベビーカレンダー、GRCSが買われた。
一方、ENECHANGE、メルカリ、Finatextホールディングス、スマレジ、そーせいグループなど10銘柄が年初来安値を更新。ベガコーポレーション、JTOWER、ハイブリッドテクノロジーズ、HYUGA PRIMARY CARE、Recovery Internationalが売られた。
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