値下がり優勢、約1カ月ぶりの安値

東証グロース市場では東証マザーズ指数、グロースCoreは続落した。
東証マザーズ指数の終値は前日比15.88ポイント(2.13%)安い728.51だった。終値としては3月22日(725.96)以来、約1カ月ぶりの安値だった。
米連邦準備理事会(FRB)の高官が金融引き締めの加速に積極的な姿勢を示し、前日の米長期金利は一時2018年12月以来の高水準まで上昇。国内新興市場では高PER(株価収益率)銘柄を中心に売りが優勢だった。
 
メルカリへの売りが目立った。連日で年初来安値を更新し、20年4月以来の安値まで売られた。1銘柄でマザーズ指数を6ポイント近く押し下げた。ビジョナルやJTOWERも下げた。一方、セルソースやUUUMは上げた。
値上がり銘柄数165、値下がり銘柄数273と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではジィ・シィ企画、Birdmanがストップ高。ワンダープラネット、トレンダーズは年初来高値を更新。ハイアス・アンド・カンパニー、UUUM、I-ne、イメージ・マジック、ペルセウスプロテオミクスが買われた。
 
一方、ENECHANGE、ライトワークス、メルカリ、Finatextホールディングス、スマレジなど15銘柄が年初来安値を更新。ベガコーポレーション、ギックス、セカンドサイトアナリティカ、Recovery International、サークレイスが売られた。
 

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