値下がり優勢、投資家心理が悪化

 
東証グロース市場ではグロースCore、マザーズ指数はともに下落。東証マザーズ指数は8日続落し、終値は前週末比8.68ポイント安い694.33と、3月16日以来およそ1カ月ぶりの安値を付けた。マザーズ指数が8日連続で下げるのは、2021年4月28日~5月13日(8日続落)以来。米国の積極的な金融引き締めが景気を冷やすとの警戒から前週末の米株式相場が下落し、投資家心理が悪化した。
メルカリやJTOWERが安い。一方、サークレイスやHENNGEは高い。
市場では「新興株の下げが続いて損失を抱える個人が多く、売りが出やすい」との声が聞かれた。
値上がり銘柄数104、値下がり銘柄数344と、値下がりが優勢だった。
 
市場では「下げ過ぎた銘柄には買い戻しも入った」との声も聞かれたが、グロース市場全銘柄の7割が値下がりし、指数の上値は重かった。
 

個別では、AppBankがストップ高。アーキテクツ・スタジオ・ジャパンは一時ストップ高と値を飛ばした。JMC、日本スキー場開発など3銘柄は年初来高値を更新。ジィ・シィ企画、メディアシーク、サークレイス、HENNGE、グローバルウェイが買われた。
 
一方、ユーザベース、うるる、PKSHA Technology、ENECHANGE、WACULなど23銘柄が年初来安値を更新。ピアズ、セルシード、GMO TECH、ナノキャリア、CaSyが売られた。
 
 

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