値下がり優勢、景気減速が懸念

 
東証グロース市場では、グロースCore、マザーズ指数はともに反落した。東証マザーズ指数の終値は前日比10.99ポイント(1.54%)安い700.45だった。値上がり銘柄数122、値下がり銘柄数318と、値下がりが優勢だった。
前日の米株式相場が下落した流れを受け安く始まった。景気減速が懸念される中国で、27日の香港株式相場が下げ渋ったため、国内の新興市場も下げ幅を縮小した。
「大型連休を控え、空売りをしている投資家の動きも限られた」との見方を示した。
ウェルスナビやAppierが下落した。一方、セルソースやバンクオブイが上昇した。
 
27日に東証グロース市場に新規上場したストレジ王は、初値を0.9%上回る763円で取引を終えた。午前に公開価格(660円)を14.5%上回る756円で初値を付けた。同日に東証グロース市場に新規上場したモイは公開価格(470円)を上回る902円で初値を付け、終値は1028円だった。
 
個別では、バンク・オブ・イノベーション、Waqooがストップ高。モイは一時ストップ高と値を飛ばした。G-FACTORY、モブキャストホールディングスは年初来高値を更新。セルソース、ジィ・シィ企画、Birdman、Green Earth Institute、セレンディップ・ホールディングスはが買われた。
 
一方、マクアケがストップ安。海帆、霞ヶ関キャピタル、ユーザベース、うるる、クリーマなど27銘柄は年初来安値を更新。AppBank、イメージ・マジック、グローバルウェイ、セルシード、Branding Engineerが売られた。
 
 

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