値下がり優勢、米金融引き締めの警戒感が根強い

東証グロース市場では、グロースCore、マザーズ指数は軟調。東証マザーズ指数の前引けは前営業日比7.39ポイント(1.06%)安い687.02だった。取引時間中としては1カ月半ぶりの安値を付ける場面があった。値上がり銘柄数128、値下がり銘柄数309と、値下がりが優勢だった。
 
アマゾン・ドット・コムが急落するなど前週末の米市場でハイテク株への売りが目立った。国内でも新興IT(情報技術)株への売りが続いた。
 
今期の連結最終損益が86億円の赤字(前期は57億円の黒字)になりそうだと発表したメルカリは小幅高となった。
フリー、ビジョナル、そーせいが下げた。一方、プロパテDB、マクアケ、UUUMが上げた。
 
個別ではアズーム、ペットゴーが一時ストップ高と値を飛ばした。G-FACTORY、プロパティデータバンク、サイバートラスト、モイ、GMO TECHなど7銘柄は年初来高値を更新。AppBank、ビーブレイクシステムズ、クリアル、ジィ・シィ企画、HANATOUR JAPANが買われた。
 
一方、ユーザベース、うるる、クリーマ、ヤプリ、WACULなど16銘柄が年初来安値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、Waqoo、ピアズ、ファンデリー、Branding Engineerが売られた。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次