東証グロース市場ではグロースCore、東証マザーズ指数はともに弱含み。東証マザーズ指数の終値は前営業日比2.57ポイント(0.37%)安の691.84と、1カ月半ぶりの安値だった。前週末の米ハイテク株安を受け、国内の新興IT(情報技術)株の一角にも売りが広がった。ただ、節目の700を下回ったことで押し目買いが入り、プラス圏に浮上する場面もあった。
値上がり銘柄数183、値下がり銘柄数266と、値下がりが優勢だった。
4月28日に2022年6月期(今期)の連結最終損益が86億円の赤字(前期は57億円の黒字)になりそうだと発表したメルカリは売りが先行したが、切り返し5%高で終えた。
フリー、ビジョナル、TKPが下げた。一方、マクアケ、プロパテDB、セーフィーが上げた。
個別では、アズームがストップ高。ペットゴーは一時ストップ高と値を飛ばした。G-FACTORY、プロパティデータバンク、サイバートラスト、モイ、GMO TECHなど7銘柄は年初来高値を更新。ビーブレイクシステムズ、AppBank、セカンドサイトアナリティカ、TORICO、HANATOUR JAPANが買われた。
一方、ユーザベース、うるる、クリーマ、ヤプリ、WACULなど20銘柄が年初来安値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、Waqoo、サークレイス、ピアズ、ブシロードが売られた。
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