東証グロース市場ではグロースcore指数は安値を更新した。東証マザーズ指数の終値は前営業日比17.66ポイント(2.55%)安い674.18と、約1カ月半ぶりの安値を付けた。
グロース市場上場の時価総額上位銘柄には見切り売りが目立った。
東京株式市場は米国株安などを乗り越えてプラス浮上したが、グロース株人気は低迷を続けておリ、物色のカヤの外だった。
値上がり銘柄数158、値下がり銘柄数291と、値下がりが優勢だった。
市場関係者は「個人など短期筋は新興企業株を売り、プライム市場の値動きの良い銘柄に投資資金をシフトした」とみていた。
個別では、HANATOUR JAPAN、ログリーがストップ高。和心は一時ストップ高と値を飛ばした。G-FACTORY、アズーム、データホライゾン、ビーブレイクシステムズ、GMO TECHなど8銘柄は年初来高値を更新。エッジテクノロジー、AppBank、インバウンドテック、マクアケ、ジェイックが買われた。
一方、モイが一時ストップ安と急落した。ストレージ王、クリアル、霞ヶ関キャピタル、リネットジャパングループ、ユーザベースなど28銘柄は年初来安値を更新。Recovery International、ジィ・シィ企画、ペットゴー、リニューアブル・ジャパン、サークレイスが売られた。
