日経ジャスダック平均は6日ぶり反発、買い気が波及

日経ジャスダック平均株価は6日ぶりに反発した。終値は前日比44円77銭(1.28%)高い3542円16銭だった。
値がさグロース(成長)株の上昇が日経平均株価を押し上げると、ジャスダック平均も連れ高に、その後もじりじりと上げ幅を拡げていき、大引けまで値を伸ばした。米ハイテク株高を受け投資家心理が改善、新興市場ではマザーズ銘柄を中心に大きく上昇し、JASDAQ市場にも買い気が波及した。米金融引き締め懸念の後退がグロース株高の要因の1つに挙げられており、値上がり銘柄数が469で幅広い銘柄が買われ、時価総額上位銘柄も多くが堅調に推移した。
シンバイオやフェローテク、ワークマンが買われた。半面、細谷火工やアミタHD、fonfunは売られた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で479億円、売買高は7710万株。
値上がり銘柄数は476、値下がり銘柄数は148となった。
 
個別では、シンバイオ製薬がストップ高。カイノスは一時ストップ高と値を飛ばした。ジーダット、アンビスホールディングス、アサカ理研、システム ディ、三和油化工業が買われた。
 
一方、安江工務店、セーラー広告、きょくとう、平安レイサービス、オールアバウトなど44銘柄が昨年来安値を更新。細谷火工、グラファイトデザイン、エスエルディー、北雄ラッキー、ありがとうサービスが売られた。

 

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