「大幅続伸」

「大幅続伸」

週末の主要3指数は揃って大幅続伸。
NYダウの上昇率は2020年11月以来最大となった。
原油価格が1バレル=100ドルを割り込んだことを好感。
「今回の調整局面での売り疲れだ。
経済のファンダメンタルズと企業の健全性は依然良好だ」という声も聞こえる。
週間ではNYダウは0.1%安、S&P500は0.8%高、NASDAQは1.1%高。
J&Jが5%上昇。
VIX指数は27.59に低下。
1月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比6.1%上昇。
1982年2月以来の高い伸び。
食品とエネルギーを除いたコアPCE指数は前年同月比5.2%上昇。
前月の4.9%上昇から加速。
83年4月以来の高い伸び。
10年国債利回りは1.970%。
2年国債利回りは1.569%。
ドル円は115円台半ば。
WTI原油4月物は1.22ドル(1.31%)安の1バレル=91.59ドル。
ビットコインは1.4%高の3万8937.21ドル。
イーサは2.58%高の2703.53ドル。
SKEW指数は126.88→130.48→132.51。
恐怖と欲望指数は25→31。

週末のNYダウは834ドル(2.51%)高の34058ドルと続伸。
高値34095ドル、安値33277ドル。
NASDAQは221ポイント(1.64%)高の13694ポイントと続伸。
高値13696ポイント、安値13358ポイント。
S&P500は95ポイント(2.24%)高の4384ポイントと続伸。
高値4385ポイント、安値4286ポイント。
ダウ輸送株指数は380ポイント(2.56%)高の15208ポイントと続伸。
SOX指数は1.57%高の3452ポイントと続伸。
VIX指数は27.57と低下。
3市場の売買高は124。7億株(前日は175.2億株、直近20日平均は121億株)。
225先物CME円建ては大証日中比480円高の26980円。
ドル建ては大証日中比490円高の26990円。
ドル円は115.56円。
10年国債利回りは1.970%。
2年国債利回りは1.569%。

「日経平均のEPSは2076円(前日2056円)」

週末木曜の日経平均は寄り付き243円高。
終値は505円(△1.95%)高の26476円と6日ぶりに反発。
日足は3日ぶりに陽線。
週間では645円下落。
週足は2週連続で陰線。
TOPIXは1.00%高と6日ぶりに反発。
東証マザーズ指数は7.50%高と6日ぶりに反発。
「グロース系の復活」という声もある。
日経ジャスダック平均は1.28%高と6日ぶりに反発。
東証1部の売買代金は3兆1753億円(前日3兆6281億円)。
値上がり1325銘柄(前日824銘柄)。
値下がり779銘柄(前日1294銘柄)。
新高値9銘柄(前日4銘柄)。
新安値38銘柄(前日226銘柄)。
騰落レシオは105.04(前日95.17)。
NTレシオは14.11倍(前日13.98倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
下向きの25日線(27103円)からは▲2.31%(前日▲4.32%)。
9日連続で下回った。
下向きの75日線は28221円。
9日連続で下回った。
下向きの200日線(28488円)からは▲7.06%(前日▲8.88%)。
31日連続で下回った。
下向きの5日線は26585円。
6日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.351%(前日▲8.048%)。
買い方▲14.113% (前日▲16.064%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△0.961%(前日△3.673%)。
買い方▲36.668% (前日▲40.739%)。
空売り比率は45.4%(前日47.9%。30日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は9.0%(前日10.6%)。
日経VIは25.56(前日29.09)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.75倍(前日12.63倍)。
3日連続12倍台。
前期基準では16.52倍。
EPSは2076円(前日2056円)。
225のPBRは1.18倍。
BPSは22437円(前日22197円)
日経平均の益回りは7.84%。
10年国債利回りは0.205%。
東証1部全銘柄だと予想PERは13.90倍。
前期基準では18.36倍。
PBRは1.19倍。
東証1部単純平均株価は29円高の2213円。
東証1部売買単価は2371円(前日2275円)。
東証1部時価総額は691兆円(前日684兆円)。
ドル建て日経平均は229.79(前日226.64)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比480円高の26980円。
高値26990円、安値26105円。
大証先物夜間取引終値は日中比470円高の26970円。
気学では「高日柄にして押し目買いの日なれど飛びつき警戒」
火曜は「気味の急変を見せる日なり」。
水曜は「大下放れすると底入れをみることあり。注意」。
木曜は「初め高いと後安の日。吹き値あらば売り狙え」。
金曜は「波乱あるも戻り売り」。
ボリンジャーのマイナス1σが26647円。
マイナス2σが26192円。
マイナス3σが25736円。
月足陽線基準は28091円。
大引けにはMSCIパッシブ売買インパクト。

《今日のポイント2月28日》

(1)週末の主要3指数は揃って大幅続伸。
   10年国債利回りは1.970%。
   2年国債利回りは1.569%。
   ドル円は115円台半ば。
   SKEW指数は126.88→130.48→132.51。
   恐怖と欲望指数は25→31。

(2)ダウ輸送株指数は380ポイント(2.56%)高の15208ポイントと続伸。
   SOX指数は1.57%高の3452ポイントと続伸。
   VIX指数は27.57と低下。
   3市場の売買高は124。7億株(前日は175.2億株、直近20日平均は121億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比480円高の26980円。

(3)東証1部の売買代金は3兆6281億円(前日2兆7094億円)。
   新高値4銘柄(前日4銘柄)。
   新安値226銘柄(前日126銘柄)。
   騰落レシオは95.17(前日93.21)。
   NTレシオは13.98倍(前日14.06倍)。
   サイコロは4勝8敗で33.33%。

(4)東証1部の売買代金は3兆1753億円(前日3兆6281億円)。
   新高値9銘柄(前日4銘柄)。
   新安値38銘柄(前日226銘柄)。
   騰落レシオは105.04(前日95.17)。
   NTレシオは14.11倍(前日13.98倍)。
   サイコロは5勝7敗で41.66%。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.351%(前日▲8.048%)。
   買い方▲14.113% (前日▲16.064%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△0.961%(前日△3.673%)。
   買い方▲36.668% (前日▲40.739%)。

(6)空売り比率は45.4%(前日47.9%。30日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は9.0%(前日10.6%)。
   日経VIは25.56(前日29.09)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.75倍(前日12.63倍)。
   3日連続12倍台。
   EPSは2076円(前日2056円)。
   BPSは22437円(前日22197円)
   日経平均の益回りは7.84%。
   10年国債利回りは0.205%。

(8)東証1部単純平均株価は29円高の2213円。
   東証1部時価総額は691兆円(前日684兆円)。
   ドル建て日経平均は229.79(前日226.64)。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが26647円。
   マイナス2σが26192円。
   マイナス3σが25736円。
   月足陽線基準は28091円。
   大引けにはMSCIパッシブ売買インパクト。

今年の曜日別勝敗(2月25日まで)

月曜3勝3敗
火曜3勝5敗
水曜5勝2敗
木曜2勝6敗
金曜3勝4敗

最近頻繁に登場するSWIFT。
「国際銀行間通信協会」のことで世界中の銀行間の金融取引の仲介と実行の役割。
1973年に世界各国の金融機関が出資して設立した協同組合組織。
本部はベルギーの首都ブリュッセル近郊のラ・ユルプ。
国際金融取引のインフラである通信網を提供。
送金、外国為替、証券取引、デリバティブに伴う金融情報の通信を担っている。
ここからロシアが除外されると原油取引などが難しくなるから経済制裁になり得るとの見方だ。
世界最大級の国際金融会議「サイボスSibos」を毎年主宰。
2012には日本で初めての会議を大阪市で開催した。
もう一つ覚えておきたい点がある。
国際間の決済の多くはアメリカの民間銀行のシステムを使用。
アメリカの民間銀行におけるドル預金の振替で行われているということだ。
アメリカの銀行は大多数の国々と多角的取引関係を結んでいる、
そこには多数の非居住者名義のドル建て預金口座が集中している。
そして存在するのがCHIPS。
Clearing House Interbank Payments System。
(クリアリングハウス銀行間支払システム)。
NY連銀に特別な口座である「CHIPS口座」がある。
世界中の国際金融市場でドル取引の決済は行われる。
その最終決済は、主としてCHIPS媒介としたニューヨークのドル建て当座預金の振替で行われる。
つまり多くの為替取引は米ドルを媒介しているということ。
トルコリラもメキシコペソも円→ドル→新興国通貨という流れに沿って動く。
だから、必要なのは円ドルの動きということになる。
これは意外と知らない人が多い。
加えれば、NY連銀は多くの多国間取引を知る立場にあるということでもある。
これが基軸通貨国のメリットとしてしまえばそれだけのことだが。
ロシアでさえルーブルをドルに換えるには一度ニューヨークを通過しなければいけない。
実務を知らないで空理空論に走るとだんだん意味不明になってくるのかも知れない。

それにしても市場というのはいつも関係者が専門家っぽくなるから不思議な場所だ。
中東紛争の時はイスラムの専門家、東日本大震災の時は原発。
最近ではコロナが登場したことで市場関係者はやたらコロナを語る。
株価jhじゃ森羅万象を反映するものとされるから、視野は当然広いのかも知れない。
しかし、コロナとロシアウクライナ紛争は、知識や脳の記憶や推理のなかで同居できるものでもないだろう。
それこそ通りすがりの専門家もどきのコメントに根拠は薄い。
それでも語る人が多いのは面白い場所である。
昔、哲学者ヴィトゲンシュタインは言った。
「人は語り得ぬことについては沈を黙守らなければならない」。
今となるととても心にしみる言葉だ。

◇━━━ カタリスト━━━◇

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