「ISMは話題にならず」

「ISMは話題にならず」

火曜の主要3指数は揃って下落。
4年ぶりに3月初日安となった。
ウクライナ情勢を背景にした「質への逃避」で10年債利回りが低下。
金融セクターが大幅安となった。
AMDが7.7%急落しフィラデルフィア半導体(SOX)指数は3.6%安。
ズームが7.4%安。
一方、原油価格の急伸を受けてシェブロンは過去最高値を更新。
ターゲットは9.9%急伸。
ロッキード・マーチンとノースロップ・グラマンは3%超上昇
ISM製造業景気指数は58.6。
2020年11月以来の低水準だった前月の57.6から上昇した。
市場予想は58.0だった。
1月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比1.3%増加。
市場予想の0.2%増を大幅に上回った。
ただ市場の視点と感情はウクライナに向かっており見えないフリ。
「ウクライナ紛争の時間軸に関係なく物価上昇が懸念」という思考だ。
3月15─16日のFOMCで0.25%の利上げ確率は市場で完全に織り込まれている。
0.5%の利上げ確率は10%。
数週間前の50%から大きく低下した。
10年国債利回りは1.715%。
一時1.682%と、1月5日以来の水準まで低下した。
2年国債利回りは1.332%。
ユーロが対ドルで0.8%安の1.1130ドル。
2020年6月以来の安値。
ロシアルーブルは1.34%安の110.04ルーブル。
ドル円は114円台後半。
WTI原油4月物は7.69ドル(8%)高の103.41ドル。
一時、9%上昇し14年6月以来の高値を付けた場面があった。
1日の上昇率としては20年11月以来の大きさ。
清算値としては14年7月以来の高値を更新。
ビットコインは約2.3%高。
SKEW指数は132.51→137,36→134.42。
恐怖と欲望指数は24→19。

火曜のNYダウは597ドル(1.76%)安の33294ドルと続落。
高値33870ドル、安値33107ドル。
NASDAQは218ポイント(1.59%)安の13532ポイントと4日ぶりに反落。
高値13777ポイント、安値13441ポイント。
S&P500は67ポイント(1.55%)安の4306ポイントと続落。
高値4378ポイント、安値4279ポイント。
ダウ輸送株指数は250ポイント(1.64%)安の15018ポイントと4日ぶりに反落。
SOX指数は3.64%安の3304ポイントと続落。
VIX指数は33.32。
2月24日以来の高水準。
3市場の売買高は149億株(前日は145億株、直近20日平均は123億株)。
225先物CME円建ては大証日中比455円安の26425円。
ドル建ては大証日中比445円安の26435円。
ドル円は114.89円。
10年国債利回りは1.715%。
2年国債利回りは1.332%。

「変化日」

火曜の日経平均は寄り付き310円高。
終値は317円(△1.20%)高の26844円と3日続伸。
一時25日線にタッチしそうになり27000円台にも乗せた場面があった。
日足は3日連続陽線。
TOPIXは0.54%高と3日続伸。
東証マザーズ指数は6.95%高と3日続伸。
日経ジャスダック平均は1.07%高と3日続伸。
東証1部の売買代金は3兆344億円(前日3兆4498億円)。
値上がり1170銘柄(前日1732銘柄)。
値下がり937銘柄(前日400銘柄)。
新高値23銘柄(前日25銘柄)。
新安値9銘柄(前日17銘柄)。
騰落レシオは106.21(前日106.28)。
NTレシオは14.15倍(前日14.06倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
下向きの25日線(27026円)からは▲0.67%(前日▲1.93%)。
11日連続で下回った。
下向きの75日線は28144円。
11日連続で下回った。
下向きの200日線(28462円)からは▲5.68%(前日▲6.84%)。
33日連続で下回った。
下向きの5日線は26453円。
9日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.560%(前日▲12.836%)。
買い方▲11.590% (前日▲12.936%)。
売り方買い方が逆転した。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.737%(前日▲2.424%)。
買い方▲29.525% (前日▲33.834%)。
空売り比率は44.4%(前日44.7%。31日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.9%(前日7.3%)。
2月25日時点の信用売り残は963億円減の6935億円。
5週ぶりに減少。
同信用買い残は278億円減の3兆2379億円。
6週連続で減少。
信用倍率は4.67倍(前週4.13倍)。
4週連続で4倍台。
日経VIは25.55(前日26.53)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.86倍(前日12.79倍)。
5日連続12倍台。
前期基準では16.66倍。
EPSは2087円(前日2074円)。
225のPBRは1.19倍。
BPSは22558円(前日22480円)
日経平均の益回りは7.78%。
10年国債利回りは0.175%。
東証1部全銘柄だと予想PERは14.08倍。
前期基準では18.54倍。
PBRは1.20倍。
東証1部単純平均株価は19円高の2258円。
東証1部売買単価は2433円(前日2382円)。
東証1部時価総額は699兆円(前日694兆円)。
ドル建て日経平均は233.21(前日229.67)。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比455円安の26425円。
高値27015円、安値26325円。
大証先物夜間取引終値は日中比460円安の26420円。
気学「大下放れすると底入れをみることあり。注意」。
木曜は「初め高いと後安の日。吹き値あらば売り狙え」。
金曜は「波乱あるも戻り売り」。
ボリンジャーのマイナス1σが26587円。
マイナス2σが26148円。
マイナス3σが25709円。
プラス1σが27465円。
アノマリー的には「下げの特異日」。

《今日のポイント3月2日》

(1)火曜の主要3指数は揃って下落。
   4年ぶりに3月初日安となった。
   10年国債利回りは1.715%。
   2年国債利回りは1.332%。
   ドル円は114円台後半。
   SKEW指数は132.51→137,36→134.42。
   恐怖と欲望指数は24→19。

(2)ダウ輸送株指数は250ポイント(1.64%)安の15018ポイントと4日ぶりに反落。
   SOX指数は3.64%安の3304ポイントと続落。
   VIX指数は33.32。
   3市場の売買高は149億株(前日は145億株、直近20日平均は123億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比455円安の26425円。

(3)東証1部の売買代金は3兆344億円(前日3兆4498億円)。
   新高値23銘柄(前日25銘柄)。
   新安値9銘柄(前日17銘柄)。
   騰落レシオは106.21(前日106.28)。
   NTレシオは14.15倍(前日14.06倍)。
   サイコロは5勝7敗で41.66%。

(4)下向きの25日線(27026円)からは▲0.67%(前日▲1.93%)。
   11日連続で下回った。
   下向きの75日線は28144円。
   11日連続で下回った。
   下向きの200日線(28462円)からは▲5.68%(前日▲6.84%)。
   33日連続で下回った。
   下向きの5日線は26453円。
   9日ぶりに上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.560%(前日▲12.836%)。
   買い方▲11.590% (前日▲12.936%)。
   売り方買い方が逆転した。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.737%(前日▲2.424%)。
   買い方▲29.525% (前日▲33.834%)。

(6)空売り比率は44.4%(前日44.7%。31日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は8.9%(前日7.3%)。
   2月25日時点の信用売り残は963億円減の6935億円。
   5週ぶりに減少。
   同信用買い残は278億円減の3兆2379億円。
   6週連続で減少。
   信用倍率は4.67倍(前週4.13倍)。
   4週連続で4倍台。
   日経VIは25.55(前日26.53)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.86倍(前日12.79倍)。
   EPSは2087円(前日2074円)。
   BPSは22558円(前日22480円)
   日経平均の益回りは7.78%。
   10年国債利回りは0.175%。

(8)東証1部単純平均株価は19円高の2258円。
   東証1部時価総額は699兆円(前日694兆円)。
   ドル建て日経平均は233.21(前日229.67)。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが26587円。
   マイナス2σが26148円。
   マイナス3σが25709円。
   プラス1σが27465円。
   アノマリー的には「下げの特異日」。

今年の曜日別勝敗(3月1日まで)

月曜4勝3敗
火曜4勝5敗
水曜5勝2敗
木曜2勝6敗
金曜3勝4敗

とうとう19ポイントと超弱気水準まで低下した恐怖と欲望指数。
1ケタまで低下すれば大底圏だからあと少しだ。
因みに・・・。
このCNNのCNNのFear and Greed Index(FGI)=恐怖と欲望指数。
投資家の恐怖と貪欲の感情を日次、週次、月次、年次で測定している。
恐怖が高すぎると株価が低くなりすぎる可能性があり、貪欲が株価を高くしすぎる可能性がある。
その投資家の感情を評価する7つの異なる要素。

株価モメンタム:S&P500 (SPX) 対125日移動平均
株価の強さ:ニューヨーク証券取引所で52週間ぶりの高値と安値を打つ株式の数
株価の幅:上昇中の株式取引量と下落の株式取引量。
プットとコールのオプション:強気コールオプションの取引量を弱気プットオプションの取引量に対して比較するプット/コール比率
ジャンクボンド需要:投資適格債とジャンク債の利回りのスプレッド
市場のボラティリティ:VIX (VIX)ボラティリティを測定します。
セーフヘイブン需要:株式対米国債のリターンの差

別の表現では・・・。
株価の幅 :ニューヨーク証券取引所の株価はどこまで上昇したか下落したか。
市場の勢い :S&P500は過去125日間の平均をどれだけ上回っているか下回ってるか。
ジャンクボンド需要 :投資家はより高いリスク戦略を追求しているかどうか。
安全な避難所の需要 :投資家は債券の相対的な安全性から株に転換しているかどうか。
株価の強さ :1年間の安値と比較して過去52週の最高値に達した株価の合計。
市場のボラティリテは :50日移動平均に活用。VIX指数を活用。
プットアンドコールオプション : プットオプションとコールオプションの比率。

以下は今朝の評価。

ジャンクボンド需要恐怖
低品質のジャンク債の投資家は、より安全な投資適格社債に対する追加利回りで1.77ポイントを受け入れている。
このスプレッドは、過去2年間に典型的なものよりも高く、投資家がリスク回避であることを示しています。

プットとコールのオプション恐怖
過去5日間の取引期間中、投資家がポートフォリオに強気の賭けをするにつれて、
プットオプションのボリュームはコールオプションの量を51.83%遅せました。
しかし、これはまだ過去2年間に見られたプット買いの最高レベルの一つであり、投資家側の恐怖を示しています。

株価の強さ極端な恐怖
52週間ぶりの安値を打つ株式の数は、高値を打つ数を超え、その範囲の下限にあり、極端な恐怖を示しています。

株価の幅極端な恐怖
マクレランボリューム総和指数は、NYSEのボリュームの増加と減少を測定します。
先月1日のボリュームの約9.74%が問題を進めるよりも減少する問題で取引され、
この指標は過去2年間の範囲の下限に向かって押し上げました。

セーフヘイブン需要極端な恐怖
債券は過去20日間で4.09ポイント上昇しています。
これは、過去2年間の債券に対する株式の最も弱いパフォーマンスに近く、
投資家が債券の安全性のためにリスクの高い株式から逃げている可能性を示しています。

市場のボラティリティ極端な恐怖
CBOEボラティリティ指数(VIX)は33.32で、投資家が株式市場の下落を懸念していることを示しています。

市場の勢い極端な恐怖
S&P500は125日平均を5.22%下回っています。
過去2年間、通常この平均を上回っているので、このような急速な下落は極端なレベルの恐怖を示しています。

◇━━━ カタリスト━━━◇

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