東証マザーズ指数は3日続落した。終値は前日比31.21ポイント(4.13%)安い724.65だった。下落率は一時5.7%となった。
日経平均と同様にマザーズ指数も大幅な下落を強いられた。前日の米国市場では金融引き締め観測からハイテク株が下落し、本日のマザーズ市場でもこうした流れを引き継いで売りが先行した。ロシア軍がウクライナの原子力発電所を攻撃したと伝わり運用リスク回避から日経平均株価が急落したことを受け、新興市場でも投資家心理が冷え込み時価総額の大きい主力株を中心に売られた。
メルカリやビジョナル、フリーが下落した。半面、CCTや日本電解、アクシージアは上昇した。市場からは「ウクライナ情勢の不透明は強く、個人投資家もいまは強気になれない」との見方があった。
騰落数は、値上がり54銘柄、値下がり366銘柄、変わらず7銘柄となった。
個別では、トライステージ、i-plug、BeeX、マーキュリーリアルテックイノベーター、メタリアルなど10銘柄が昨年来安値を更新。サイエンスアーツ、ピアズ、ブティックス、ヤプリ、CaSyが売られた。
一方、ログリー、GRCSがストップ高。コアコンセプト・テクノロジーは一時ストップ高と値を飛ばした。ピクスタは昨年来高値を更新。EduLab、セキュア、リグア、AmidAホールディングス、HYUGA PRIMARY CAREが買われた。
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