日経ジャスダック平均は3日続落、主力銘柄に売り

 
日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前日比36円13銭安い3555円84銭だった。
本日のジャスダック平均は下落してスタートした。昨年12月以降、JASDAQ平均は25日移動平均線近辺で上値を抑えられる展開となっており、先週末からの戻り相場でもこの水準を明確に上抜けることができず、市場では上値の重さが意識された。
後場に入っても、原発火災に関する正確な情報が把握しにくいこともあり、株価の戻りは鈍く、また、今日は週末ということに加え、米国で今晩発表される2月の雇用統計を見極めたいとして積極的な売買は見送られ、次第に様子見ムードが広がる展開となった。
フェローテクやマクドナルド、ウエストHDが売られた。一方、アサカ理研やセプテニHD、重松製は買われた。

ジャスダック市場の売買代金は概算で406億円、売買高は7495万株。
値上がり銘柄数は121、値下がり銘柄数は474となった。
 
個別では、太洋基礎工業、暁飯島工業、きょくとう、オールアバウト、カネ美食品など29銘柄が昨年来安値を更新。ウルトラファブリックス・ホールディングス、佐渡汽船、環境管理センター、太洋物産、セキュアヴェイルが売られた。
 
一方、木徳神糧、エスイー、UEXが昨年来高値を更新。アサカ理研、第一商品、重松製作所、エイケン工業、エヌジェイホールディングスが買われた。

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