マザーズ指数は6日続落、主力株を中心に売り

東証マザーズ指数は前日比12.05ポイント安の669.67ポイントと6日続落した。
前日まで5日続落と大幅に下落していたマザーズ指数は、自律反発狙いの買いりスタートすると、寄り付き直後に一時691.49ポイント(9.77ポイント高)まで上昇した。しかし、不透明感がくすぶるなか、買いが続かずにすぐに失速した。その後は軟調なアジア市況を受けて冴えない展開の日経平均などが個人投資家心理の重しとなるなか、昼過ぎに下落した。
メルカリをはじめ主力株を中心に売りが優勢だった。インフレ加速が米連邦準備理事会(FRB)の金融正常化を早めるとの見方が引き続き逆風。2月の米消費者物価指数(CPI)の発表を10日に控え、買いを見送るムードも広がった。
サンバイオ、フリー、BASEが下落した。一方、サイバダイン、そーせいが上昇した。
 
売買代金は概算で1092.02億円。騰落数は、値上がり162銘柄、値下がり244銘柄、変わらず20銘柄となった。 
 
個別ではDelta-Fly Pharma、GRCSがストップ安。トライステージ、富士山マガジンサービス、アンビション DX ホールディングス、バルニバービ、パルマなど59銘柄は昨年来安値を更新。サンバイオ、ラストワンマイル、HYUGA PRIMARY CARE、サインド、フルッタフルッタが売られた。
 
 一方、INCLUSIVEがストップ高。アスカネットは昨年来高値を更新。アプリックス、ログリー、グローバルセキュリティエキスパート、ステムセル研究所、リックソフトが買われた。

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