日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比44円30銭(1.28%)高い3498円65銭だった。
ジャスダック平均は上昇してスタートした。前日までの日経平均株価が4日続落で大きく下落していたこともあって本日上げ幅を拡大すると、ジャスダック平均も連れ高となった。買い一巡後は、上げ幅を縮小することなく高値圏で推移した。ウクライナ危機や商品高への懸念が和らいだことで投資家心理が改善した。ただ、後場では上げ幅を拡げる展開とはならず、売買代金や出来高が大きく膨らんでいないところを見ると、上値追いに慎重な姿勢が窺えた。
東映アニメやハーモニックが上昇した。半面、エスケー化研やアミタHDは下落した。
市場では「目立つほどの値上がり率ではなく、全体的な市場心理改善に乗っただけ」という。ジャスダック市場の売買代金は概算で327億円、売買高は4996万株だった。値上がり銘柄数は483、値下がり銘柄数は115となった。
個別では、セレスポがストップ高。アルファクス・フード・システムは一時ストップ高と値を飛ばした。Mipox、ジェイホールディングス、太洋物産、ジオマテック、エージーピーが買われた。
一方、麻生フオームクリート、暁飯島工業、オールアバウト、フジタコーポレーション、マリオンなど17銘柄が昨年来安値を更新。第一商品、ナ・デックス、アサカ理研、アミタホールディングス、トミタ電機が売られた。
目次
