東証マザーズ指数は続落した。前引けは前週末比7.42ポイント(1.11%)安の662.66だった。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが予想されるなか、米債券市場では金融政策の影響を受けやすい5年債の利回りが上昇している。金利上昇や、高PER(株価収益率)銘柄からの資金流出に対する警戒感がマザーズ市場にとって引き続き逆風になった。前週末までの下げがきつかったことで短期的な戻りを見込んだ買いが入る場面もあったが、続かなかった。
サンバイオ、メルカリ、ビジョナルが下落した。一方、ITbook、フロンテオ、サイバーセキが上昇した。値上がり銘柄数は177、値下がり銘柄数は216となった。
個別ではケアネット、富士山マガジンサービス、ユーザベース、i-plug、Appier Groupなど24銘柄が昨年来安値を更新。ブレインズテクノロジー、サンバイオ、ログリー、リニューアブル・ジャパン、ステラファーマが売られた。
一方、ピクスタ、グローバルセキュリティエキスパートが昨年来高値を更新。網屋、夢展望、イトクロ、エフ・コード、ベストワンドットコムが買われた。
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