マザーズ指数は続落、買い一巡後は一転して売り優勢

東証マザーズ指数は前週末比0.03ポイント安の670.05ポイントと続落した。
3月FOMC(連邦公開市場委員会)での利上げを警戒したハイテク株売りも強まり、軟調な展開となった米株市場を横目に、マザーズ指数は上昇して始まった。ただ、朝方の買い一巡後は一転して売り優勢の展開となりマイナス圏に転落した。その後は前日終値付近でのもみ合い展開が続き、小幅な値動きで取引を終えた。
休み前に大きく下げて値頃感が出た銘柄などには買いが入ったが、利食いや戻り待ちの売りに押される銘柄もあり、株価指数の上値を抑えた。リスク回避姿勢が残る中、「東証1部銘柄に比べてバリュエーションが高い上、配当利回り面でも見劣りする」とされる新興市場株は全体に力強さを欠いた。

売買代金は概算で1226.86億円。騰落数は、値上がり235銘柄、値下がり174銘柄、変わらず15銘柄となった。

個別では、ケアネット、富士山マガジンサービス、ユーザベース、ココペリ、i-plugなど25銘柄が昨年来安値を更新。ブレインズテクノロジー、サンバイオ、リニューアブル・ジャパン、コアコンセプト・テクノロジー、アクシージアが売られた。
 
 一方、サイエンスアーツ、コラントッテがストップ高。さくらさくプラスは一時ストップ高と値を飛ばした。ピクスタ、グローバルセキュリティエキスパートは昨年来高値を更新。ベストワンドットコム、網屋、BeeX、イトクロ、エフ・コードが買われた。
 

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