日経ジャスダック平均株価は小幅反発した。終値は前週末比11円24銭(0.32%)高の3499円05銭だった。本日のジャスダック平均は上昇してスタートした。朝方は買い優勢で始まったが、即座に失速して上げ幅を縮小、前引けにかけてもみ合い展開が続いた。後場からは再度買いが広がったが大引けにかけて上値の重い展開に、終日プラス圏で推移したものの上げ幅は限定的となった。
新興企業市場は決め手となる材料がなく、売り買いが交錯した。前週までの下げがきつかった反動で、短期的な相場の戻りを見込んだ買いがやや優勢だった。
ウエストHD、フルヤ金属が上昇した。一方、ハーモニック、出前館が下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で317億円、売買高は5408万株だった。値上がり銘柄数は368、値下がり銘柄数は215となった。
個別ではレッド・プラネット・ジャパン、テーオーホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。アルテ サロン ホールディングス、エスイーなど3銘柄は昨年来高値を更新。ヒーハイスト、アルマード、ファブリカコミュニケーションズ、オートウェーブ、イボキンが買われた。
一方、暁飯島工業、地域新聞社、fonfun、北雄ラッキー、佐藤食品工業など24銘柄が昨年来安値を更新。ハーモニック・ドライブ・システムズ、ケア21、グッドライフカンパニー、エフアンドエム、佐渡汽船が売られた。
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