日経ジャスダック平均は続伸、底堅い値動き

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比7円82銭(0.22%)高い3506円87銭だった。
ジャスダック平均は上昇してスタート。その後は、終日プラス圏で推移したものの上げ幅は限定的となった。新興市場の中で、マザーズ銘柄よりも内需系の銘柄も多く存在し、金利感応度も低いジャスダック銘柄の方が底堅い値動きとなった。ただ、米インフレ・金利上昇でグロース(成長)色の強い新興株にとっては厳しい環境だった。また、前日と同様に売買代金や出来高が大きく膨らんでおらず、インフレと景気減速、そして金融引き締めに対する懸念など個人投資家の先行き警戒感が窺えた。
また、ウクライナ情勢の先行き不透明感が拭えないなか、米国で本日からFOMCが開催されるため、これらの結果を見極めたいとの思惑から積極的に買い進む動きは限定的だったようだ。
ワークマンやマクドナルドが上昇した。半面、ユニバーサルやフルヤ金属は下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で310億円、売買高は6013万株だった。値上がり銘柄数は356、値下がり銘柄数は231となった。
 
個別ではプラコー、かんなん丸がストップ高。レッド・プラネット・ジャパン、リリカラは昨年来高値を更新。新都ホールディングス、NEW ART HOLDINGS、シダックス、アピリッツ、クルーズが買われた。
 
一方、第一建設工業、北雄ラッキー、佐藤食品工業、協立情報通信、イメージ情報開発など25銘柄が昨年来安値を更新。SIホールディングス、テーオーホールディングス、壽屋、イメージ ワン、応用技術が売られた。

 

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