小反落スタート、戻り待ちの売り先行

【寄り付き概況】

18日の日経平均株価は小幅反落して始まった。始値は前日比3円39銭安の2万6649円50銭。
前日の米株式市場は、NYダウは417ドル高と4日続伸。ロシアが外貨建て国債の利払いを実施したとの報道が好感されたほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過し米金融政策の不透明感が後退したことも買い要因となった。ただ、日経平均株価は反落してスタート。前日に890円高で4日続伸するなど、ここ株価は反発していたことから、上値では利益確定の売りが膨らんでいるようだ。
17日には約1カ月ぶりに25日移動平均(同日時点、2万6312円)を上回って終えていたが、いったん利益を確定しておこうとする投資家も多い。
 
前日のニューヨーク原油先物相場が大幅上昇して、期近の4月物が再び1バレル100ドル台に乗せており、企業収益や家計を圧迫するとの懸念も重荷になっている。
 
為替はドル=118円50銭前後と前日夕方に比べやや円高で推移している。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も朝安後に上昇に転じる場面がある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、22業種が高く、値上がりは非鉄、鉱業、石油、不動産、医薬品など。値下がり上位に輸送用機器、ゴム、空運など
 
個別では、DOWAや大平金が高い。日立やコニカミノルも買われている。半面、SUBARUや日産自が売られている。ファナックやアルプスアルも下落している。

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