日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。終値は前日比22円21銭高い3599円17銭だった。ジャスダック平均は上昇してスタートした。ただ、朝方の買い一巡後は、ロシアとウクライナの交渉を巡る不透明感やそれに伴うNY原油先物の急反発などが投資家心理の重しとなり上値の重い展開となった。引けにかけて再度買いが広がったが、週末要因や3連休前ということも相まって上げ幅は限定的となった。
ウエストHDやMipoxが上昇した。半面、シーズメンやアピリッツが下落した。
ジャスダック市場の時価総額上位銘柄の多くが堅調に推移、半導体関連株にも物色が向かっていた。テクニカル面では、ジャスダック平均は3月の下落分を取り戻し、来週以降に3月1日につけた高値を超えて2月高値3686円39銭に迫れるかに注目が集まりそうだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で483億円、売買高は7691万株だった。値上がり銘柄数は416、値下がり銘柄数は176となった。
個別では、WDI、セレスポ、UEXが昨年来高値を更新。GFA、Mipox、田中化学研究所、日本エマージェンシーアシスタンス、ファブリカコミュニケーションズが買われた。
一方、日本アンテナ、ナンシン、ハンズマンが昨年来安値を更新。アピリッツ、シーズメン、かんなん丸、ANAP、新都ホールディングスが売られた。
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