東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反落した。終値は前週末比14.18ポイント(1.92%)安い725.96だった。21日の米株式市場でナスダック総合株価指数が下落した流れを引き継いだ。国内の新興市場でもIT(情報技術)関連など主力株の一角が売られ、指数を押し下げた。外国為替市場における円安・ドル高の進行を受けて日経平均株価は大幅に上昇したが、新興市場は内需関連銘柄が多いとあって、買いは特に目立たなかった。マザーズは18日に大きく値を上げた銘柄が多かったため、反動も出やすかった。マザーズ指数は3日の直近高値を超えられないまま下落に転じており、下値不安の根強さがうかがわれた。
メルカリやフリーが下落した。半面、GWやGEIは上昇した。
売買代金は概算で1485.45億円。騰落数は、値上がり157銘柄、値下がり257銘柄、変わらず13銘柄となった。
個別ではセルソース、プレミアアンチエイジングが昨年来安値を更新。セーフィー、リニューアブル・ジャパン、Retty、レナサイエンス、CINCが売られた。
一方、ドリコム、インターファクトリー、THECOO、エッジテクノロジー、サイエンスアーツなど6銘柄がストップ高。ペルセウスプロテオミクス、Green Earth Instituteは一時ストップ高と値を飛ばした。アスカネット、ピクスタ、フォーライフ、グローバルセキュリティエキスパートは昨年来高値を更新。ホープ、BeeX、データホライゾン、AHCグループ、ビートレンドが買われた。
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