日経ジャスダック平均株価は小幅ながら6日続伸した。終値は前週末比1円04銭(0.03%)高い3600円21銭だった。
米国の金融引き締めが再び意識されて新興市場銘柄の重しとなり、プラスで終わった日経JQ平均も一時マイナスに沈むなど力強さを欠いた。
米連銀高官からタカ派的な発言が相次ぎ、米国の金利が上昇したことで、「相対的にバリュエーションの高い新興市場株は売られやすくなった」という。
UEXや山王が上昇した。一方、ウエストHDや東映アニメは下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で365億円、売買高は5306万株だった。
値上がり銘柄数は338、値下がり銘柄数は271となった。
個別では、久世がストップ高。靜甲は一時ストップ高と値を飛ばした。新都ホールディングス、WDI、セプテーニ・ホールディングス、ユニバーサル園芸社、研創など10銘柄は昨年来高値を更新。不二ラテックス、フジタコーポレーション、IGポート、プラコー、アールビバンが買われた。
一方、第一建設工業、オーケー食品工業、大伸化学、中央経済社ホールディングスが昨年来安値を更新。ウエストホールディングス、ケイブ、ジェイホールディングス、三和油化工業、プロルート丸光が売られた。
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