東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比30.60ポイント(4.03%)高い790.24だった。2月2日(808)以来およそ2カ月ぶりの高値。前日の米株式市場で主要3指数が上昇し、投資家心理が改善したことで幅広い銘柄に買いが入った。3月期末の権利落ち日で東京市場全般は軟調に推移したが、マザーズ上場銘柄は配当落ちなどの影響が小さい銘柄が多く、朝方から買い先行の展開となった。
JTOWERやフリー、メドレーが上げた。一方、RJやアスカネットは下げた。
日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)と比べ、足元のマザーズ指数の戻りは鈍い。市場では出遅れ感のあるマザーズ銘柄に買いが入りやすくなっているとの声が聞かれた。
売買代金は概算で2300.98億円。騰落数は、値上がり336銘柄、値下がり78銘柄、変わらず9銘柄となった。
きょう東証マザーズ市場に上場したギックスは公開価格(1070円)を上回る1100円で初値を付け、終値は985円だった。
個別ではKaizen Platform、コアコンセプト・テクノロジー、Amazia、GRCSがストップ高。モダリスは一時ストップ高と値を飛ばした。サンワカンパニー、エッジテクノロジー、バンク・オブ・イノベーション、グローバルセキュリティエキスパート、フロンティアインターナショナルは昨年来高値を更新。JTOWER、サイバートラスト、GA technologies、coly、ベイシスが買われた。
一方、ENECHANGE、ダブルエーが昨年来安値を更新。インターファクトリー、夢展望、フォーライフ、ビートレンド、ゼネラル・オイスターが売られた。
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