マザーズ指数は5日ぶり反落、戻り待ちの売り

東証マザーズ指数は大幅に反落した。前引けは前日比38.34ポイント(4.74%)安い770.30だった。マザーズ指数は前日まで4日続伸し11%上昇していたとあって、幅広い銘柄に戻り待ちの売りが出た。下落率が5%を超える場面もあった。
米メタプラットフォームズ(旧フェイスブック)の決算発表を受けて、日本時間3日朝の時間外取引で急落した。投資家心理を冷やし、新興市場でハイテク株売りを促した。
引け後に決算発表を控えたメルカリは7%近い下落。度々指摘しているとおり、昨年11月からの下落局面で信用買い残が増えており、決算発表前に手仕舞いしようという個人投資家が多いことが窺える。
他ではフリー、ビジョナルが下落した。一方、ジーエヌアイやGWは上昇した。
値上がり銘柄数は49、値下がり銘柄数は359となった。
 
きょう東証マザーズに上場したRIは公開価格(3060円)を13.7%下回る2640円で初値を付けた。午前終値は2695円だった。
 
個別ではインタースペース、スパイダープラス、HENNGE、JTOWER、アクアラインなど9銘柄が昨年来安値を更新。シェアリングテクノロジー、セーフィー、HYUGA PRIMARY CARE、キャンバス、バーチャレクス・ホールディングスが売られた。
 
一方、sMedio、ペルセウスプロテオミクスが一時ストップ高と値を飛ばした。Branding Engineerは昨年来高値を更新。グローバルウェイ、ユミルリンク、サインド、エーアイ、GMO TECHが買われた。

 

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