日経ジャスダック平均は続落、方向感に乏しい展開

 
日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比9円09銭(0.25%)安い3646円69銭となった。方向感に乏しい展開となっている。本日はセイファートがジャスダック市場に新規上場し、公開価格比-8.0%という初値を付けた。前日上場した2022年IPO(新規株式公開)第1号のリカバリーに続き厳しい滑り出しである。リカバリーは公募・売出金額が20億円弱あったが、セイファートは10億円弱だ。この規模でも取引開始当初の換金売りを吸収するだけの買いが入らないところに、個人投資家のセンチメントの弱さが透けて見える。セイファートは公開価格(1120円)を8.0%下回る1030円で初値を付けた。前場の終値は992円だった。
ハーモニックやウエストHDが下落した。半面、東映アニメやワークマンは上昇した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で315億円、売買高は2978万株。値上がり銘柄数は207、値下がり銘柄数は320となった。
 
個別ではケイティケイ、ハーバー研究所、NITTOKU、ニチダイ、プロルート丸光など6銘柄が昨年来安値を更新。プロパスト、日本プリメックス、ウルトラファブリックス・ホールディングス、東洋合成工業、ウエストホールディングスが売られた。
 
一方、アミタホールディングスがストップ高。白鳩、スーパーバリュー、コンピューターマネージメント、アイサンテクノロジー、新コスモス電機が買われた。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次