軟調な展開か

7日の日経平均株価は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7100円-2万7600円を想定。
先週末の米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックが上昇。ダウ平均は21ドル安の35089ドルで取引を終えた。
前週末の日経平均株価は、アマゾン・ドットコムの好決算を織り込む格好で反発していただけに、戻り待ちの売りが先行しそうだ。
手がかり材料に乏しいものの、好決算銘柄への物色が継続されるとみられ「森(全体)よりも木(個別)」の選別物色が中心になりそう。
また、春節の休暇明けとなる中国・上海総合指数の値動きに関心が向かう場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の前半(前週末4日は115円10-11銭)、ユーロ・円が1ユーロ=132円台の前半(同131円99銭-132円03銭)とやや円安方向に振れている。為替市場でドル高(円安)が進行している点は、外需の業績期待を高める。シカゴ日経平均先物に寄せて弱めに始まった後は、底堅く推移するだろう
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比120円安の2万7290円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■日特建設 <1929>
今期配当を11円増額修正。
 
■カラダノート <4014>
中部電力 <9502> と資本業務提携。昨年12月に子育て世代の支援サービスで提携していたが関係を強化する。
 
■アクリート <4395>
前期経常を20%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■T&K TOKA <4636>
今期経常を36%上方修正、配当も20円増額。
 
■日本コンピュータ・ダイナミクス <4783>
今期経常を37%上方修正。
 
■互応化学工業 <4962>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。MCPキャピタル系のGCホールディングスがTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株1730円で直近終値を58.7%上回る水準。買い付け期間は2月7日から3月23日まで。
 
■東洋合成工業 <4970>
今期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■ヤマウホールディングス <5284>
今期経常を一転4%増益に上方修正・最高益更新へ。
 
■淀川製鋼所 <5451>
非開示だった今期経常は71%増益、未定だった配当は20円増配。
 
■三菱製鋼 <5632>
今期経常を31%上方修正、配当も10円増額。
 
■東洋製罐グループホールディングス <5901>
今期経常を14%上方修正、配当も32円増額。
 
■中村超硬 <6166>
4-12月期(3Q累計)経常は黒字浮上・通期計画を超過。
 
■ダイフク <6383>
今期経常を9%上方修正、配当も5円増額。
 
■コンテック <6639>
親会社ダイフク <6383> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株2700円で4日終値を55.6%上回る水準。買い付け期間は2月7日から3月23日まで。
 
■山一電機 <6941>
今期経常を35%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も17円増額。
 
■日本電子 <6951>
今期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■八千代工業 <7298>
今期最終を2.9倍上方修正、配当も6円増額。
 
■百十四銀行 <8386>
今期経常を68%上方修正、配当も10円増額。
 
■レオパレス21 <8848>
今期最終を一転黒字に上方修正。
 
■スクウェア・エニックス・ホールディングス <9684>
今期経常を一転微増益に上方修正・最高益、配当も27円増額。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
7(月)
【国内】
12月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
NTT、ダイキン、オリックス、SUBARU、三菱重、ヤマハ、東センチュリー、ユー・エス・エス、日油、ワークマン、アルフレッサHD、全国保証、名鉄、デンカ、JMDC、京阪HD、日製鋼、デサント、帝人、住友ベ、東芝テック、丸一管、ベネッセHD、ニッパツ、ひろぎん、第一興商、ニチアス、Jマテリアル、住友倉、グリー、JESHD、日立造、日本紙、マルハニチロ、西日本FH、三菱ロジ、KHネオケム、タカラトミー、稲畑産、昭和産、十六FG、OKI、インテージHD、三星ベ、図研、日東工、TOWA、アニコムHD、芝浦電子、アイペットHD、JDSC、タスキ、フォースタ、GMOリサーチ
 
【海外】
米12月消費者信用残高(2/8 5:00)
《米決算発表》
タイソン・フーズ

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