反発スタート、売り買い交錯もやや買い優勢

【寄り付き概況】

 
8日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比69円43銭(0.25%)高の2万7318円30銭。
 
前日の米国株市場は主要株指数が方向感なくもみ合い、NYダウはわずかにプラス圏で引けたが、ナスダック総合株価指数や機関投資家が重視するS&P500指数などはマイナス圏で引けている。引き続きFRBの金融政策正常化の動きが早まるとの思惑が買いを手控えさせており、東京株式市場でもリスクを積極的に取りづらく上値の重い展開が想定される。
好調な企業の決算発表をよりどころに下値では押し目買いが入り、きょうは比較的狭いゾーンでの上下動となりそうだ。
 
業種別では、日水、マルハニチロなどの水産農林株や、JAL、ANAなどの空運株が上昇。浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株や、コマツ、ダイキンなどの機械株も高い。三井金属、住友鉱などの非鉄金属株や、武田薬、中外薬などの医薬品株も堅調。SUMCO、LIXILなどの金属製品株や、三井物産、三菱商などの卸売株も上げている。
 

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