堅調な展開か

9日の日経平均株価は続伸後、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7200円-2万7600円を想定。
ダウ平均は371ドル高の35462ドルで取引を終えた。長期金利の上昇が続き、金融株が強く買われた。
現地8日の米国株式が上昇した動きを受け、買い先行スタートが見込まれる。ただ、きのう8日は、買い一巡後、戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好となっているだけに、一本調子での上げは期待しづらい。一方、決算発表が相次ぐなか、引き続き、個別の決算銘柄への物色が中心になりそう。
東京株式市場は三連休を控えている。10日には米消費者物価指数の発表を控えていることもあり、節目の2万7500円近辺ではリスク回避の売りが上値を抑えることになるだろう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の半ば(8日は115円48-50銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の後半(同131円63-67銭)とやや円安方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比115円高2万7395円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■宮地エンジニアリンググループ <3431>
今期経常を22%上方修正、配当も60円増額。
 
■昭栄薬品 <3537>
今期最終を一転2.3倍増益に上方修正、配当も21円増額。
 
■ジェイ エフ イー ホールディングス <5411>
今期最終を8%上方修正、未定だった配当は130円増配。
 
■アクセル <6730>
4-12月期(3Q累計)経常は2.1倍増益・通期計画を超過。
 
■日本CMK <6958>
今期経常を80%上方修正。
 
■ジェイリース <7187>
今期経常を17%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額。
 
■シマノ <7309>
今期経常は6%増で2期連続最高益更新へ。
 
■ヨネックス <7906>
今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■マミヤ・オーピー <7991>
今期経常を14倍上方修正、未定だった配当は25円増配。
 
■東亜建設工業 <1885>
今期経常を一転6%増益に上方修正、配当も10円増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の6.20%にあたる120万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■FRONTEO <2158>
AIを用いた経済安全保障ソリューション「サプライチェーン解析サービス」の技術で特許査定を取得。
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
9(水)
1月マネーストック(8:50)
1月工作機械受注(15:00)
《決算発表》
トヨタ、ホンダ、富士フイルム、テルモ、ルネサス、資生堂、INPEX、旭化成、東レ、明治HD、ホトニクス、ヤマトHD、SUMCO、凸版印、小田急、マクドナルド、ホシザキ、リンナイ、三浦工、コムシスHD、THK、クラレ、スズケン、京急、ジャストシステ、ペプチド、森永乳、三菱マ、クレセゾン、ISID、長瀬産、近鉄エクス、リンテック、福山運、森永菓、ナカニシ、伊予銀、平和、三井金、フジクラ、Tナカヤマ、日清紡HD、アイフル、BML、共立メンテ、石油資源、雪印メグ、コロワイド、センコーGHD、能美防、スター精、タムロン、サンアスタリスク、BASE、プレイド、NexTone、ソレイジア、イーエムネットJ、ホットリンク、勤次郎、イノベーション、バーチャレクス、サイババズ、駅探、WASHハウス、イントランス
 
【海外】
米10年国債入札
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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