マザーズ市場展望

マザーズ市場にようやく反転の兆しが出てきた。米国金利の動き次第の側面は強いものの、マザーズ指数は直近の上昇で昨年11月末以来、下回って推移をしている25日移動平均線の奪回が期待される情勢となってきている。決算発表は来週前半で終了。リスク要因が後退しいている。
 
米国金利の上昇を背景としたグロース株売りの流れは足元で一服。金利の動きはまだ不透明だが、日本の新興市場を取り巻く環境は最悪期を脱しつつある。新興市場上場銘柄は足元の業績数字よりも将来性への評価で時価総額が膨らんでいる銘柄が多く、決算発表というイベント自体が株価のリスク要因となりやすい。今回は安値圏での決算発表となった銘柄が多く、株価の動きが決算内容を肯定するような展開になりつつあるだろう。

 

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