東証マザーズ指数は前日比8.23ポイント高の734.68ポイントと3日ぶり反発した。
ウクライナ情勢を巡る過度な懸念が後退し、これまで下げが目立っていた銘柄を中心に押し目買いが入った。ただ、金利先高観に伴う警戒感が根強かったほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表や、米半導体企業の決算を前に戻り待ちの売り圧力が根強かったとみられる。結局、マザーズ指数は午後に730.42ポイント(3.97ポイント高)まで上げ幅を縮めた
メルカリやウェルスナビ、エクサWizが上げた。一方で、フロンテオやBASE、メドレーは下げた。
全体に上値は重かった。足元では世界的な金利上昇が目立っており、グロース(成長)株の多いマザーズ銘柄には積極的に買いを入れにくいとの声が聞かれた。
売買代金は概算で1552.32億円。騰落数は、値上がり245銘柄、値下がり156銘柄、変わらず17銘柄となった。
個別ではALBERT、カラダノート、Mマート、アスタリスクがストップ高。アスカネットは昨年来高値を更新。HANATOUR JAPAN、ヘリオス、エクサウィザーズ、アドベンチャー、旅工房が買われた。
一方、フルッタフルッタ、GA technologies、農業総合研究所、スタジオアタオ、CRI・ミドルウェアなど52銘柄が昨年来安値を更新。ジィ・シィ企画、FRONTEO、ライトワークス、ブロードエンタープライズ、プロジェクトカンパニーが売られた。
目次
