【寄り付き概況】
17日の日経平均株価は小幅に反落して始まった。始値は前日比28円98銭安の2万7431円42銭。
前日に日経平均は急反発をみせたものの、2万7000円台半ばは強弱観対立しやすい水準で足もとでは上値の重さも意識されやすい。
前日の米国株市場では、ウクライナ情勢に対する警戒感が再燃し、NYダウやナスダック総合株価指数が一時大きく下げる状況にあったが、後半はFOMC議事要旨発表を受け、急速に買い戻される展開となった。
ただ、両指数ともマイナス圏で引けており、きょうの東京市場でも気迷いムードが漂う。取引時間中は米株価指数先物の値動きを横目に不安定な展開が予想される。
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=115円台の前半(16日は1ドル=115円64-65銭)、1ユーロ=131円台の前半(同131円54-58銭)で取引されている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落している。
個別では、T&DやSOMPOが売られている。リクルートやキーエンスも安い。半面、三菱商や丸紅が上昇している。郵船や商船三井も上げている。
