マザーズ指数は反落、投資家心理が悪化

 
東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比24.51ポイント(3.34%)安い710.17となり、2020年4月以来約1年10カ月ぶりの安値を付けた。ロシアの国営通信社が17日に「ウクライナ軍が砲弾などを発射した」と伝え、投資家心理が悪化して幅広い銘柄に売りが出た。
メルカリやフロンテオが下落した。一方、ロボペイやアスカネットが上昇した。
市場では「中小型株は値動きが大きく、下落局面では売りが膨らみやすい」との声も聞かれた。
 
17日にマザーズ市場に新規上場したエッジテクノは午後に公開価格(350円)の約2倍となる694円で初値を付けた。買い一巡後には売りも出て、終値は初値比26円(3.7%)安の668円となった。
値上がり銘柄数は104、値下がり銘柄数は312となった。
 
個別では、FRONTEOがストップ安。コアコンセプト・テクノロジーは一時ストップ安と急落した。フルッタフルッタ、GA technologies、農業総合研究所、スタジオアタオ、駅探など78銘柄は昨年来安値を更新。ワンキャリア、ツクルバ、ライトワークス、サンバイオ、KIYOラーニングが売られた。
 
一方、ブロードエンタープライズ、インティメート・マージャーがストップ高。アクセルマーク、エッジテクノロジー、ROBOT PAYMENT、JMCは一時ストップ高と値を飛ばした。アスカネット、ロードスターキャピタル、タカヨシは昨年来高値を更新。サンワカンパニー、旅工房、リニューアブル・ジャパン、ブロードマインド、サイバートラストが買われた。

 

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