来週は、主力株中心に方向感が出づらい展開が予想される。
2/21の米国市場はワシントン誕生記念日のため休場、国内も2/23の祝日があることで週前半は材料難となるだろう。
ウクライナ情勢に関するヘッドラインに一層警戒が強まる雰囲気になっており、アジア株の動向も交え取引時間中の積極的な売買も手控えられそうだ。
一方、地政学リスクを通じて、米10年債利回りが2%を割り込んでいる。金利の上昇一服を通じて小型株に持ち直しの兆しがみられるかが焦点となる。
物色はグロース・バリュー色に比較的偏りが薄い経済再開関連や海運株などが中心か。
2月末決算銘柄の権利付き最終日を2/24に控えており、小売株を中心に権利取り狙いの買いが見込まれる。
相対指数の75日線からのかい離率は2/17現在、マイナス9.6%と過去にバリュー優位からグロース優位に転換した水準まで広がっている。平均回帰の習性から考えると、まもなく相対指数は上向きに変わる、つまり、短期的にはグロースが優位の方向に転換していく可能性が高いだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(18日現在)
28420.15 均衡表基準線(週足)
28382.09 75日移動平均線
28378.98 均衡表雲上限(週足)
28291.68 ボリンジャー:+2σ(25日)
28033.81 13週移動平均線
27825.06 ボリンジャー:+1σ(25日)
27716.34 均衡表転換線(週足)
27696.08 新値三本足陽転値
27680.67 ボリンジャー:-1σ(26週)
27378.99 ボリンジャー:-1σ(13週)
27367.43 均衡表基準線(日足)
27358.44 25日移動平均線
27302.81 均衡表転換線(日足)
27242.70 6日移動平均線
27122.07 ★日経平均株価18日終値
26891.82 ボリンジャー:-1σ(25日)
26796.62 均衡表雲下限(週足)
26724.17 ボリンジャー:-2σ(13週)
26711.62 ボリンジャー:-2σ(26週)
26425.20 ボリンジャー:-2σ(25日)
26069.35 ボリンジャー:-3σ(13週)
25958.58 ボリンジャー:-3σ(25日)
15日の直近安値付近まで下ヒゲを伸ばした後、陽線で終了し、押し目買い需要を再確認する形となった。ただ、終値は連日の5日移動平均線割れとなったほか、パラボリックが陰転。一目均衡表で横ばいだった基準線が下向きとなったこともあり、売り圧力増大が警戒される。
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