東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比9.77ポイント(1.42%)安い679.22だった。前日に付けた昨年来安値を下回った。ウクライナ情勢の緊迫化を受け、日経平均株価が大幅安となったことを受け投資家心理が冷え込んだ。
売り一巡後は上昇に転じる場面もあったが続かなかった。市場からは「海外勢のショートカバーに合わせ個人が押し目買いを入れたが、やはりウクライナ情勢や米金融政策への警戒感は強い」との見方があった。
弁護士COMやAppierが下落した。一方、メルカリやフリーは上昇した。
値上がり銘柄数は67、値下がり銘柄数は329となった。
きょうマザーズに上場したCaSyは公開価格(1350円)を上回る2001円で初値を付け、午前は1548円で終えた
個別では、フルッタフルッタ、ファンデリー、パルマ、GA technologies、農業総合研究所など98銘柄が昨年来安値を更新。ジーエヌアイグループ、アスカネット、アクセルマーク、エッジテクノロジー、BuySell Technologiesが売られた。
一方、ヘッドウォータース、サインド、コアコンセプト・テクノロジー、コマースOneホールディングス、プロジェクトカンパニーが買われた。
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