【寄り付き概況】
17日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比211円72銭安の2万8854円60銭。下げ幅を250円超に広げる場面もあった。
前日の米株式市場で半導体関連などハイテク株の下げが目立ったのを受けて東京株式市場でも売りが先行している。
米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けた15日は大幅高となっていた米半導体関連株が16日は一転して売りに押され大きく下げた流れで、半導体関連に売りが先行している。
寄り付き時点で業種別では33業種中、12業種が高く、値上がりは非鉄、石油、鉄鋼など。値下がり上位にその他製品、空運、海運、精密機器など。
個別では、東エレクやレーザーテクの下げが目立つ。一方、ホンダやトヨタなど自動車株には買いが入り、相場の下支え役になっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はいずれも小幅に下落している。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)、アドテスト、TDK、中外薬が安い。一方、ファナック、KDDI、デンソーが高い。
