反発スタート、自律反発狙いの買い

【寄り付き概況】

21日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比371円79銭高の2万8309円60銭
日経平均は20日までの2営業日で1100円超下げていたため、幅広い銘柄に自律反発を狙った買いが先行している。上げ幅は一時470円を超えた。
 
前日の欧米株市場は全面安商状となり、米国株市場では主要株指数の下値模索が続きNYダウが400ドルを超える下げとなったほか、ナスダック総合株価指数も大きく水準を切り下げた。新型コロナウイルスの変異型である「オミクロン型」の感染拡大に対する懸念とインフレ警戒感が同時進行しておりリスク回避ムードが強い。
取引時間中はアジア株市場の動向や米株価指数先物の動きに左右され、不安定な地合いとなることも予想される。
 
日経平均は20日に2週間ぶりに2万8000円を下回り、指標面などでの割安感も意識されている。20日に半導体メモリーの米マイクロン・テクノロジーが市場予想を上回る業績見通しを発表した。国内の半導体関連銘柄に追い風となり、相場の上昇をけん引している。
日本国内でも感染拡大への警戒感はくすぶるものの、きょうは内需関連などにも買いが優勢となっている。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発している。
 
個別では、塩野義が大幅高。スクリンとアドバンテスト、リコーが高い。一方、ZHDや三菱マが下落している。

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