【寄り付き概況】
24日の日経平均株価は小幅続伸して始まった。始値は前日比37円68銭高の2万8836円05銭。
前日の米株式市場は、NYダウが196ドル高と3日続伸した。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン株」に対する警戒感が後退し、主要株価指数は上昇。S&P500種指数は最高値を更新した。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げてスタートした。為替は1ドル=114円40銭前後と前日夕方に比べやや円安で推移している。
日経平均が200日移動平均(2万8831円、23日時点)を上回る水準では戻り待ちの売りも出て、伸び悩む場面があるだろう。
寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種が高く、値上がりは鉱業、鉄鋼、非鉄、空運、電機機器など。値下がり上位に紙パ、水産など。
東証2部市場に24日、新規上場した長栄は9時12分、公開価格(1800円)を下回る1656円で初値を付けた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに上昇している。
個別では、東エレク、レーザーテクが上場来高値を付けた。IHI、川重が買われている。日本製鉄も高い。一方、新生銀が安い。ソフトバンクグループ(SBG)が軟調。
