3円高スタート コロナ警戒で買い手控え

【寄り付き概況】

27日の日経平均株価は小反発して始まった。始値は前週末比3円74銭高の2万8786円33銭だった。
新型コロナウイルスの変異型「オミクロン株」の感染拡大への警戒感から買いが手控えられている。
 
前週末の米国株市場が休場だったこともあり、手掛かり材料難が意識されるなか日経平均はやや売りに押される展開で始まった。
クリスマス休暇の関係で海外の機関投資家の参戦が限られていることから、商い薄のなか方向感の定まりにくい地合いとなることが予想される。2万8800円台に位置する日経平均の200日移動平均線が上値抵抗ラインとして意識され、主力銘柄などに積極的な買いは期待しにくいだろう。
業種別では石油石炭、鉱業、空運などが下落率上位で推移。
 
売買代金上位では、レーザーテック、東エレク、日本郵船、商船三井などが上昇する一方、ニトリホールディングス<9843>の下げが目立つ。

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