大納会30日の日経平均株価は、もみあい展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万8700円-2万9000円を想定。
来年への期待とオミクロン株への警戒が交錯し、現状水準での一進一退が続くと予想する。
NYダウ平均とS&P500が上昇した一方、ナスダックは下落。ダウ平均は90ドル高の36488ドルで取引を終えた。3指数とも小動きであったが、ダウ平均は史上最高値を更新した。一方、長期金利の上昇を受けてグロース株の一角が弱く、ナスダックは軟調に推移した。
きのう29日の日経平均株価は、手がかり材料難のなか、株価指数先物主導で反落。
年末年始の休場を前に、積極的な売買は限られるとみられ、ポジション調整の売りに押される場面も想定される。値動きの軽い中小型株への物色が中心になりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の後半(29日は114円88-89銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の半ば(同129円82-86銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比20円安の2万8810円だった。
【好材料銘柄】
■アイロムグループ <2372>
子会社IDファーマの抗結核菌ワクチンがインドで特許登録。また、COVID-19ワクチンに関する論文が「Translational and Regulatory Sciences」に掲載。
■ハイデイ日高 <7611>
今期経常を2.1倍上方修正。
■まんだらけ <2652>
11月売上高は前年同月比4.4%増。
■INEST <3390>
子会社ジョインアップがC Channelと業務提携。店舗コンサルティングサービス「OTOMO」のオプションとしてインフルエンサーマッチングサービスを提供開始。
■RS Technologies <3445>
中国子会社である有研半導体硅材料(GRITEK)の科創板市場への上場申請が受理された。
【主な経済指標・スケジュール】
30(木)
【国内】
大納会
【海外】
予定はありません
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
