マザーズ指数は3日ぶり反落、持ち高整理の売り

東証マザーズ指数は3日ぶりに反落した。終値は前日比9.88ポイント(0.99%)安い987.94だった。
新型コロナウイルスの変異型「オミクロン株」の感染拡大で年明け以降の経済活動が再び抑制されるとの警戒感から、内需株を中心に売りに押された。今年の最終取引日とあって持ち高整理の売りも出た。年間では17.4%下落となった。
引き続き12月後半に上場したばかりの直近IPO(新規株式公開)銘柄の一角が賑わったが、マザーズ指数への組み入れ前とあって影響は限られた。
フロンテオやセキュアが下落した。一方、アジアQや日本電解が上昇した。
 
売買代金は概算で1720.74億円。騰落数は、値上がり176銘柄、値下がり221銘柄、変わらず22銘柄となった。
 
個別では、リボミック、識学がストップ安。網屋、ニフティライフスタイル、Institution for a Global Society、CINC、フレクトなど12銘柄は年初来安値を更新。セキュア、アスタリスク、ENECHANGE、JDSC、リベロが売られた。
 
一方、アジアクエスト、gooddaysホールディングス、エフ・コードがストップ高。日本電解、HYUGA PRIMARY CARE、リファインバースグループ、タカヨシなど6銘柄は年初来高値を更新。Green Earth Institute、ペルセウスプロテオミクス、ジィ・シィ企画、リアルワールド、シャノンが買われた。

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