日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前営業日比21円11銭(0.54%)高い3899円57銭だった。
主要株価指数がそろって上昇した米株市場を受けて投資家心理が上向き、ジャスダック平均は上昇してスタートした。ただ、その後は上値の重い展開が続き、終日プラス圏で推移したものの上げ幅は限定的だった。新年相場入りした東京株式市場は、年末にかけて取引を手控えていた機関投資家や個人投資家の物色が半導体関連や海運といった主力大型株に向いており、新興市場はやや蚊帳の外状態だった。
東証1部で自動車関連株が上昇し、新興市場でも関連銘柄に買いが集まった。
田中化研やアイサンテク、出前館が上昇した。半面、マクドナルドやウエストHDは下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で704億円、売買高は6552万株だった。値上がり銘柄数は420、値下がり銘柄数は204となった。
個別では、安江工務店、ETSホールディングス、ANAPがストップ高。アイサンテクノロジー、コンバムは一時ストップ高と値を飛ばした。大本組、イオン九州、ジェイ・エスコムホールディングス、市進ホールディングス、ウチダエスコなど13銘柄は昨年来高値を更新。アズジェント、ルーデン・ホールディングス、ブロードバンドセキュリティ、フルヤ金属、北川精機が買われた。
一方、ドーンがストップ安。クルーバー、プロルート丸光、シノケングループなど4銘柄は昨年来安値を更新。三和油化工業、ULSグループ、サン電子、SIホールディングス、アミタホールディングスが売られた。
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