軟調展開か

6日の日経平均株価は反落後、落ち着きどころを探る展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万8800円-2万9000円を想定。
NYダウ平均は392ドル安の36407ドルと値幅を伴った下げとなった。シカゴ日経平均先物からは日経平均株価は寄り付きから大きく水準を切り下げると見込まれるが、今晩やあすの米国株が上昇する期待を持ちづらい中、場中も買い手控えムードの強い地合いが続くだろう。
大発会から堅調な相場展開が続いていたが、現地5日の米国株式市場で、NYダウとナスダック総合指数が下落した動きを受け、利益確定売りが先行するとみられる。心理的なフシ目の2万9000円や、200日移動平均線(5日時点で2万8827円)などが意識される場面もありそう。その後も、時間外取引での米株価指数先物や、アジア市場の動きに対し、神経質な展開となることも想定される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=116円台の前半(5日は116円03-04銭)、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の前半(同131円11-15銭)と小動き
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比270円安の2万9000円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■GameWith <6552>
上期経常が黒字浮上で着地・9-11月期も黒字浮上。
 
■宮越ホールディングス <6620>
中国・深セン市で進めている「ワールドイノベーションセンター」開発プロジェクトについて、現地当局が開発候補地を中心とする都市更新単元計画を承認。
 
■インスペック <6656>
ロールtoロール型検査装置および高性能フラットベッド型検査装置の大型受注を獲得。受注総額は約6.1億円、23年4月期に納入予定。
 
■ケーヨー <8168>
発行済み株式数(自社株を除く)の9.21%にあたる600万株(金額で51億3000万円)を上限に、1月6日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
 
■ジェイテック <2479>
新規事業として教育・就職支援サービス「まなクル事業」を開始。
 
■オンコリスバイオファーマ <4588>
テロメライシンの製造開発で薬事コンサルティングを手掛けるシーエムプラスと業務委託基本契約を締結。
 
■プレシジョン・システム・サイエンス <7707>
全自動PCR検査装置「ELITe InGenius」の累計販売台数が1000台を突破。
 
■コックス <9876>
12月既存店売上高は前年同月比15.7%増と2ヵ月連続で前年実績を上回った。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
6(木)
【国内】
《決算発表》
ネクステージ、アークス、サムティ、クリーク&リバ、ヨンドシーHD、ハニーズHLD
 
【海外】
米11月貿易収支(22:30)
米12月ISM非製造指数(1/7 0:00)
米11月製造業受注(1/7 0:00)
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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