マザーズ指数は続伸、材料銘柄が買われる

東証マザーズ指数は続伸した。終値は前週末比22.79ポイント高い1160.44だった。開始直後には下げに転じる場面もあったが、以降は右肩上がりとなって2%高と強い動きを見せた。東京市場全般が堅調な推移となっており、
前週末に決算を発表した企業など、個別材料のある銘柄の商いが盛んだった。
前週末に2021年1~9月期決算を発表したエネチェンジが制限値幅の上限(ストップ高水準)で配分された。JTOWERやメルカリが上昇した。半面、フリーやHENNGE、そーせいが下落した。
市場では「国内経済が正常化へ向かうなか、内需企業への物色が向かいやすかった」との指摘があった。
値上がり銘柄数は226、値下がり銘柄数は158となった。
 
個別では、夢展望、cotta、霞ヶ関キャピタル、ホットリンク、グローバルウェイなど18銘柄がストップ高。アズーム、リアルワールド、ベイシス、MRTは一時ストップ高と値を飛ばした。ユナイテッド、ランディックス、アールプランナー、ビーブレイクシステムズ、GMOフィナンシャルゲートなど20銘柄は年初来高値を更新。バンク・オブ・イノベーション、ブシロード、KIYOラーニング、PKSHA Technology、スペースマーケットが買われた。
 
一方、ニューラルポケット、Kaizen Platform、HENNGE、オムニ・プラス・システム・リミテッドがストップ安。オークファン、ROBOT PAYMENT、ZUU、I-ne、インパクトホールディングスなど7銘柄は一時ストップ安と急落した。ファンデリー、パルマ、アプリックス、バリューデザイン、フィーチャなど30銘柄は年初来安値を更新。スポーツフィールド、Waqoo、フリークアウト・ホールディングス、フェニックスバイオ、松屋アールアンドディが売られた。

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