マザーズ指数は5日続落、相対的に見劣り

東証マザーズ指数は続落した。前日比1.84ポイント(0.17%)安い1093.94と、前場の安値で引けた。前日は3%近くと特に大きく下落していたため、前日の米ハイテク株高を追い風に、力強い戻りを見せると思われたが、日経平均やTOPIXを大きく下回るパフォーマンスとなっている。前引けにかけて下落に転じるなど相対的に見劣りした。
GRCSやGWが下落した。半面、前日にNTTドコモに商談ツールを提供すると発表したアイドマHDは大幅高。サイエンスアーツも上昇した。
 
市場では「自律反発狙いの買いが入りやすい状況だが、オミクロン型の感染拡大で世界の景気回復が後ずれするとの懸念があり、投資家心理は下向きのままだ」との指摘があった。
値上がり銘柄数は230、値下がり銘柄数は138となった。
 
個別では、アスタリスクがストップ安。LeTech、スタジオアタオ、FFRIセキュリティ、SKIYAKI、勤次郎など28銘柄は年初来安値を更新。エスユーエス、グローバルウェイ、GRCS、サイジニア、夢展望が売られた。
 
一方、アイドマ・ホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。サイエンスアーツ、リボミックは年初来高値を更新。バーチャレクス・ホールディングス、ホットリンク、日本電解、Branding Engineer、ユナイトアンドグロウが買われた。
 

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