マザーズ指数は6日続落、個人資金が主力銘柄へ

東証マザーズ指数は6日続落した。終値は前日比10.03ポイント(0.94%)安い1060.96となり、8月20日以来、およそ3カ月半ぶりの安値だった。
前日の米株式市場では米国の金融政策の正常化が想定よりも早く進むとの見方から、幅広い銘柄が売られた。この流れを受け東京株式市場でもマザーズ銘柄に売りが出た。
6日続落は、8日続落した4月28日から5月13日以来、約7カ月ぶり。
マザーズ指数の日足チャートは、長い下髭を伴う陰線を示現、一定の買いが向かっていたことはテクニカル面でも窺えた。
はてなは2021年8~10月期の営業利益が物足りないとの受け止めから売られた。GRCSも下落した。一方、メルカリやACSLは上昇した。
 
「個人投資家の資金が新興市場から東証1部の主力銘柄に回っている」といい、マザーズ指数は前場に一時3.7%安を付けた。
売買代金は概算で1806.06億円。騰落数は、値上がり169銘柄、値下がり217銘柄、変わらず10銘柄となった。
 
個別では、FRONTEO、アイドマ・ホールディングスがストップ安。サイエンスアーツは一時ストップ安と急落した。ASJ、アスカネット、フルッタフルッタ、海帆、ファンデリーなど138銘柄は年初来安値を更新。はてな、霞ヶ関キャピタル、アールプランナー、メディア総研、INCLUSIVEが売られた。
 
一方、エルテス、ビーブレイクシステムズ、エスユーエスがストップ高。バーチャレクス・ホールディングスは年初来高値を更新。ホープ、AB&Company、バンク・オブ・イノベーション、リビン・テクノロジーズ、ヒューマンクリエイションホールディングスが買われた。
 
 

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